高大接続の取り組みをさらに発展させるための学びと挑戦の場
SSH G.O.A.Tというタイトルには、「Super Science High School (SSH)」重点枠のプロジェクトが、高大接続の取り組みをさらに発展させるための学びと挑戦の場として、最も優れた(Greatest of All Time: G.O.A.T.)プラットフォームを目指すという思いが込められています。また、SSHの教育プロジェクトが学生たちにとって最高の学びと成長の機会を提供し、時代を超えて評価される存在となることへの願いを象徴しています。
「G.O.A.T.」という略語には、Global(グローバル)、Opportunity(機会)、Achievement(成果)、Teamwork(協同)というプロジェクトの核となる要素も込められています。
このプラットフォームは、単なる情報共有の場にとどまらず、「集い、学び合う仲間と協同し、共創し、競い合う」ことで、より尖った人材を育成するシステムとして機能することをめざしています。参加者が共に高め合い、学びを共有する中で、個々の力を最大限に引き出し、未来の科学者やリーダーを育てる基盤を築くことを目指しています。
SSH G.O.A.Tは、グローバルな視点で行動し、多様な機会に挑み、成果を共有しながら、チームで新しい価値を生み出す場です。
先進的な理数系教育を通じた国際的な科学技術人材の育成
文部科学省が指定する「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」は、先進的な科学技術、理科・数学教育を通じて、生徒の科学的な探究能力等を培うことで、将来社会を牽引する科学技術人材を育成するための取組です。
SSHでは「科学への夢」「科学を楽しむ心」を育み、生徒の個性と能力を一層伸ばしていくことを目指しています。SSHでは、平成14年度より大学や研究機関等とも連携して先進的な理数系教育を実施し、魅力的なカリキュラムを開発するなど、科学技術に夢と希望を持つ、創造性豊かな科学技術人材の育成に取り組んできました。また、SSH指定校を拠点校として、地域への成果の普及などを行っています。
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)は、SSH指定校への物品購入、研修・講師費用等の支援、並びに発表会等の企画運営などを行い、SSHと密接に連携しその取組を積極的にサポートしています。